第五回公演 「雁木物語」
第五回公演 (第60回尾道みなと祭)
「雁木物語」
平成15年5月18日
しまなみ交流館
街は一日にして成らずと申しますが、文化も同じです。
私たちの大好きな尾道の街も文化も長い歴史をかけて築かれてまいりました。
大事にしなければならないと思います。
市民劇団である私たちテゴー座は、その尾道の街や文化を築いてきた先人たちの物語を取り上げて上演してまいりました。
今回上演します「雁木物語」もそのひとつです。尾道の第二期黄金時代であった文化文政のころ、現在の尾道の繁栄の基礎をつくられた人です。
その人の名は「平山角左衛門」。1740年頃の尾道奉行だったお方です。
「雁木」という言葉をご存知ですか?「雁木」は昔の船着場にはなくてはならない海に向かって作られた石段のことです。平山様は「尾道みなと」の大改修をされたお方で、今の住吉浜あたりの約千坪を埋め立て、荷揚げ場や雁木を二ヶ月余りの短時間に立派に作られたのです。尾道が港として大発展するのはそれからです。
今、尾道の三大祭の一つとして開催されています港祭りは、昭和10年からはじまりましたが、実はこの平山角左衛門に感謝し、一層の港の繁栄を願ってのお祭りなのです。
