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2005年02月08日

第14回尾道文化勉強会

今月の勉強会は、富島正路さんを講師に迎え、浄土寺「露滴庵」を見学させて頂きました。

  日時 : 2月5日(土)14:00~15:30
  場所 : 浄土寺 研修道場
  講師 : 富島 正路 氏
  内容 : 「富島家のルーツについて」


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今回の講師 富島正路さん

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多くの方が参加してくださいました

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文化11年に向島の豪商富島家から寄進・移築された「露滴庵」

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写真家 村上宏治さんの説明をうけながらの見学。詳しく説明していただきました。

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 今回の勉強会は「露滴庵」も見学させてもらえるということで、多くの方が参加くださいました。
 富島家は、二代目天満屋治兵衛さんという人が延宝五年(1677年)向島大潟の干拓を幕府に願い出て許可を得、富浜新開を築調しました。それから向島に広大な塩田を所有する豪商へと発展していきました。
三代目天満屋治兵衛さんはその後も開発を進め、別邸海物園(広島三大庭園の一つといわれていたそうです)を造園するにあたり、浅野家より露滴庵を拝領して移築しました。
四代目天満屋治兵衛さんは仏道に帰依することに熱心であり、浄土寺の住職と親交がありました。
そして五代目天満屋治兵衛さんが浄土寺住職光国和尚に請われ、文化11年(1814年)に露滴庵を寄進し、今でも浄土寺に佇んでいます。
 露滴庵を見学するにあたり、写真家 村上宏治さんに案内していただきました。これから修復が始まる為足を踏み入れるできませんでしたが、窓や入り口からじっくりと中部を拝見しました。もとは京都・伏見城内にあった茶席で、京都・本願寺を経て向島へ移築されたものであるともいわれる格調高いこのお茶室、重みのある静寂な空気が流れ、その存在感に私たちは身も心も洗われるようでした。そしてその土壁は、今も崩れることなくしっかりとこのお茶室を守っています。今の技術で、どんな風雨にも耐えられる土壁を作ることは奇跡に近いそうです。しかし、茶会が開かれる度にお茶が上手になりますように、とその貴重な土壁をほじっていく方がおられるとかで何箇所もほじられた跡があります・・・。この重要文化財である「露滴庵」を、これから先も後の世に残していきたいものです。
 かつての豪商富島家のとてつもない懐の広さを実感した勉強会でした。

問い合わせ:jimukyoku@tegouza.com