「花と天丼一杯」 ―和作の美学―
次回公演 作・演出 村上 宏治
慌しかった一周忌の法事を終えて独りになった敏子。振り返る一年・・・やっと心も落ち着き仏壇に向ってなにやら話しかけている。和作を慕う人が集まってくる。集まる人達がそれぞれの思い出を語る。又1年が過ぎた。アトリエにおいてあるキャンバスと画材はあの日和作が出かけたままの状態であった。三回忌を迎え和作を偲ぶ声が高まり、人々は命日を和作忌と名づけた。数奇な運命を自由に生きた達人として今なお語り継いでいる。色彩の魔術師、民衆画家、日本画壇の伝説的人物、どんな言葉をもってしても言い尽くせぬ。「絵の町尾道」と絵筆で染め抜いた人間「小林和作」。山口の地で今一度、花ひらく。



*写真は和作の生まれ育った山口県秋穂町
