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2008年09月15日

第21回 尾道文化勉強会のご案内

第21回 尾道文化勉強会のご案内
        「本因坊秀策」第3回勉強会
                    平成20年9月
 
日頃より、尾道てごう座に対し温かいご支援を賜り厚くお礼申し上げます。
 第3回勉強会は9月27日に開館いたします「本因坊秀策囲碁記念館」にて開催いたします。この勉強会は記念館のご協力を得て、秀策生誕の地での開催となりました。多くの皆様の参加をお待ち申し上げます。


   日時 : H20年9月28日(日)14:00~16:00

   場所 : 本因坊秀策囲碁記念館(因島外浦町)

   講師 : 村上幹郎氏 (ペンネ-ム 庚午一生)

   内容 : 「秀策を偲ぶ・遺品と生誕地から」

   会費 : 勉強会のみは無料、別紙参照会費は当日集金


参加案A,B,C それぞれお好きなものをお選びください。参加ご希望の方は9月20日までに同封のはがきでお申し込みください。
A案 (直接参加)直接記念館へ参加の方
参加費・・・無料

B案 (尾道から勉強会のみ参加) てごう座員車輌での送り迎え
  13:10 県営上屋倉庫集合・出発
  14:00 勉強会開始
  16:00 終了
  16:40 尾道着
   参加費交通費・イベント保険込み・・・500円
C案 (尾道から参加食事付)てごう座員車輌での送り迎え

  11時  県営2号上屋倉庫集合・出発
  12時  因島ロッジにて昼食(ロッジ定食 2,000円)
  13時  水軍城散策
  13時50分 秀策記念館着
  14時  勉強会参加
  16時  勉強会終了
  16時40分  尾道着
    参加費食事代交通費イベント保険込み・・2,500円

2006年06月04日

第17回 尾道文化勉強会

 
日時 : 6月11日(日)14:00~15:30
場所 : 尾道市迎賓館
  講師 : 村上 選 氏
  内容 : 人間「小林 和作」

第17回を迎える尾道文化勉強会は、今秋公演の「小林和作」さんにちなみ、愛弟子であった村上選さんに「人間 和作」をお話いただきました。
かわぐちきょうじさんのマンガ「花を見るかな」を読んで和作さんの一生は大まかに知ってはいても、実際どのような人であったか全く知らない私には、村上選さんと“和作先生”の数々のエピソードは、在りし日の「和作」の生き方を感じることができました。

特に印象に残ったことを抜粋してみました。
「先生は常に相手のことを想い、人が人として生きていくうえで一番大切なこと-“人は皆等しく皆尊い”という認識を明確にもっておられた。
その小林和作が尾道市の名誉市民であるということは、我々にとって宝である。
今の世の中で特に大事なのは人間性であり、そのお手本となる人が私たちが住んでいるこの尾道に生活しておられ、且つ尾道市名誉市民であるということは本当に素晴らしいことである。
尾道市の名誉市民である平山角左衛門は尾道の港を築き以後港町尾道の繁栄の基となった人、三木半左衛門は千光寺山を公園にし観光都市になる元を築いた人、山口玄洞は上水道建設に多額の寄付をした。小林和作はこの3人と違い具体的にしたことが説明しづらいが、あえて言うなら「人間が社会人としてすべきことをした人」である。」

村上選さんにとって和作先生はこの上ない指導者であったそうです。
「“努力して枚数を描いて自分で勉強する以外に真の勉強法はない”-その教えがあったので先生が亡くなった後も決して困ることはなかった。
ある時先生に言われました。『君に教えることはもうない・・・』『・・・もともとなかった』と。

和作先生と接点を持てたことは幸せだった、ありがたい、としみじみ語る選さんは最期にこう締めくくりました。
「先生の話は私の宝です。そしてそれと同時に尾道市民の宝です。」と。

人として何が大事か、また小林和作さんが尾道市名誉市民であることがどれほど私たちの誇りであるかを再認識させてもらった勉強会でした。
また、勉強会終了後、中田美術館の特別展示室も見せていただき、参加者一同感激でした。
本当にありがとうございました。

劇団テゴー座は国民文化祭参加の機会を得、山口と尾道を繋ぐ人、山口県秋穂生まれ 「小林和作」を11月4日に山口県で、また11月25、26日にはしまなみ交流館で上演します。多くの逸話を残し、人を育て、絵筆で「絵の町尾道」を染めた民衆画家、没後30年を過ぎてもなお尾道人の心に生きつづけています。尽きせぬ絵の道を黙々と歩み続けた人間和作をどこまで表現できますか、秋の公演に向けて素晴らしい「小林和作」を演じることができるよう、劇団員一同心を燃やしています。
(文責 M.N)

  

2005年09月28日

第16回尾道文化勉強会

第16回尾道文化勉強会(終了しました)  

  
  日時 : 10月8日(土)13:30~15:00
  場所 : 浄土寺研修道場
  講師 : 入船 裕二 先生
  内容 : 「玉浦絵巻」
  会費 : NPO会員 : 無料
         NPO会員以外 : 300円
           (どなたでも受講できます)

2005年05月08日

過去の勉強会

  ・第1回 平成15年8月30日(土)
       講  師 : 森山 茂 氏(尾道大学芸術文化学部教授)
       場   所 : テアトロシェルネ 会議室
       内  容 : 「浄土寺蔵源氏物語絵扇面散屏風」
       参加人数 : 27人
 
   ・第2回 平成15年9月27日(土)
       講  師 : 高垣 俊雄 氏
       場   所 : テアトロシェルネ 会議室
       内  容 : 「横山美智子と尾道」
       参加人数 : 21人

  ・第3回 平成15年10月18日(土)
       講  師 : 清水 英子 氏
       場   所 : テアトロシェルネ 会議室
       内  容 : 「林芙美子晩年の恋」
       参加人数 : 13人

  ・第4回 平成15年11月22日(土)
       講  師 : 畠中 美恵子 氏
       場   所 : テアトロシェルネ 会議室
       内  容 : 「鳴滝城落城秘話」
       参加人数 : 30人

  ・第5回 平成15年11月22日(土)
       講  師 : 村上 宏治 氏
       場   所 : テアトロシェルネ 会議室
       内  容 : 「表現者たちが感じた尾道の風景紀行」
       参加人数 : 38人

  ・第6回 平成16年2月28日(土)
       講  師 : 入船 裕二氏
       場   所 : テアトロシェルネ 会議室
       内  容 : 「化政期の尾道」
       参加人数 : 70人

  ・第7回 平成16年3月22日(土)
       講  師 : 景山 勝博氏
       場   所 : テアトロシェルネ 会議室
       内  容 : 「尾道の歌を歌いましょう」
       参加人数 : 24人

  ・第8回 平成16年5月15日(土)
       講  師 : 畠中 美恵子氏
       場   所 : 尾道市立図書館大会議室
       内  容 : 「昭和9年頃の横山美智子と高垣眸」
       参加人数 : 28人

  ・第9回 平成16年6月12日(土)
       講  師 : 石田 克彦 氏
       場   所 : 公会堂別館
       内  容 : 「絵画の今と未来」
       参加人数 : 31人  

  ・第10回 平成16年7月25日(日)
       講  師 : 寺岡 昭治 氏
       場   所 : 尾道迎賓館
       内  容 : 「尾道文化財と人々の暮らし」
       参加人数 : 29人  

  ・第11回 平成16年8月22日(日)
       講  師 : 光原 百合 氏
       場   所 : 尾道迎賓館
       内  容 : 「尾道の作家たち」
       参加人数 : 28人

  ・第12回 平成16年9月11日(土)
       講  師 : 山川 旭 氏
       場   所 : 公会堂別館
       内  容 : 「尾道の寺々と神仏習合」
       参加人数 : 29人 

  第13回 平成16年10月17日(日)
       講  師 : 村上 宏治 氏
       場   所 : 浄土寺研修道場
       内  容 : 「瀬戸の心海に眠るうたかたの源氏絵」
       参加人数 : 25人  

  ・第14回 平成17年2月5日(土)
       講  師 : 富島 正路 氏
       場   所 : 浄土寺研修道場
       内  容 : 「富島家のルーツについて」
       参加人数 : 40人 
 
  ・第15回 平成17年3月19日(日)
       講  師 : 神田 晴行 氏
       場   所 : 生涯学習センター
       内  容 : 「尾道の文化財と豪商」
       参加人数 : 33人

2005年02月08日

第14回尾道文化勉強会

今月の勉強会は、富島正路さんを講師に迎え、浄土寺「露滴庵」を見学させて頂きました。

  日時 : 2月5日(土)14:00~15:30
  場所 : 浄土寺 研修道場
  講師 : 富島 正路 氏
  内容 : 「富島家のルーツについて」


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今回の講師 富島正路さん

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多くの方が参加してくださいました

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文化11年に向島の豪商富島家から寄進・移築された「露滴庵」

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写真家 村上宏治さんの説明をうけながらの見学。詳しく説明していただきました。

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 今回の勉強会は「露滴庵」も見学させてもらえるということで、多くの方が参加くださいました。
 富島家は、二代目天満屋治兵衛さんという人が延宝五年(1677年)向島大潟の干拓を幕府に願い出て許可を得、富浜新開を築調しました。それから向島に広大な塩田を所有する豪商へと発展していきました。
三代目天満屋治兵衛さんはその後も開発を進め、別邸海物園(広島三大庭園の一つといわれていたそうです)を造園するにあたり、浅野家より露滴庵を拝領して移築しました。
四代目天満屋治兵衛さんは仏道に帰依することに熱心であり、浄土寺の住職と親交がありました。
そして五代目天満屋治兵衛さんが浄土寺住職光国和尚に請われ、文化11年(1814年)に露滴庵を寄進し、今でも浄土寺に佇んでいます。
 露滴庵を見学するにあたり、写真家 村上宏治さんに案内していただきました。これから修復が始まる為足を踏み入れるできませんでしたが、窓や入り口からじっくりと中部を拝見しました。もとは京都・伏見城内にあった茶席で、京都・本願寺を経て向島へ移築されたものであるともいわれる格調高いこのお茶室、重みのある静寂な空気が流れ、その存在感に私たちは身も心も洗われるようでした。そしてその土壁は、今も崩れることなくしっかりとこのお茶室を守っています。今の技術で、どんな風雨にも耐えられる土壁を作ることは奇跡に近いそうです。しかし、茶会が開かれる度にお茶が上手になりますように、とその貴重な土壁をほじっていく方がおられるとかで何箇所もほじられた跡があります・・・。この重要文化財である「露滴庵」を、これから先も後の世に残していきたいものです。
 かつての豪商富島家のとてつもない懐の広さを実感した勉強会でした。

2004年08月31日

第12回尾道文化勉強会

 
日時 : 9月11日(土)14:00~15:30
場所 : 尾道市公会堂別館 31号
講師 : 山川 旭 様
          (シルバー観光ガイド)
内容 : 「尾道の寺々と神仏習合」


わたくしたちは、自然の景観にめぐまれ、古い歴史をもつ尾道をこよなく愛し、誇りとします
わたくしたちは、先人の偉業をしのびつつ、郷土の発展と健康で明るく住みよいまちづくりのためにこの市民憲章を定めます
一 伝統を生かし、文化遺産をうけつぎ、風格のあるまちにしよう。
一 きれいな海、緑と太陽の輝く清潔なまちにしよう
一 人を尊び人を愛し、健康でこころ豊かなまちにしよう
一 互いにゆずりあい、きまりを守る、平和なまちにしよう
一 生きて働くことに喜びをもち、希望にみちたまちにしよう
参考資料より、尾道市民憲章です。
伝統、文化遺産(寺々)、先人の偉業というところでお話をしてくださいました。
会場にたくさんのスナップ写真を展示しての勉強会。寺のまち、尾道をメインとして、ベッチャー祭り、みなと祭り、あじさい忌などの、尾道には欠かせない年中行事の様子、近代化した駅前の風景、昔ながらの尾道の街並みなど、まさに尾道は新と旧を持ち合わせたまちなのだということが伝わってきました。
                                      文責 宮沢ちさ恵

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ホワイトボードには、寺々の写真。右にある縦長の絵は七福神。山川さんの奥様がお描きになったんだそうです。
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2004年08月06日

第11回尾道文化勉強会

 日時 : 8月22日(日)14:00~15:30
 場所 :尾道迎賓館 
      (車でお越しの方はサティの駐車場を利用されると便利です)
 講師 :光原 百合 先生
      (尾道大学非常勤講師・ミステリー作家)
 内容 : 尾道と文学


 「尾道が有名なのは文学の伝統があるから。」福山出身の作家、島田荘司の言葉から始まった勉強会、単に観光資源としてではなく、尾道に深い愛情をもつ作家たちが土地の魅力を引き出し、その作品を読んだり見たりした人に「そこに行ってみたい」という気持ちを呼び起こさせるのだそうです。代表的な例は、大林宣彦映画作品。「ふたり」や「時をかける少女」を見て、どれだけ多くの人が尾道に訪れたでしょうか。
 テゴー座公演「雁木物語~平山角左衛門伝~」を見て、平山角左衛門の大ファンになったという光原さん。今までなんとなく通り過ぎていた尾道奉行所跡でしたが、今では「あー!あの平山角左衛門さまだー!」と、感激して手を合わせているのだとか。そういった歴史や文化財との精神的な絆を生み出す「物語」があるということも、尾道文学が栄えた要因なのだそうです。
 「江戸末期、化政文化の時代。北前船の往来で繁栄した尾道は、稼いだお金を文化に注ぎ込み、尾道に訪れる文人たち(菅茶山、田能村竹田、頼山陽、平田玉蘊)を受け入れる豪商たち(橋本竹下)がいたことで、一流の地方文化を持っていた。交流の基点だったことから、旅人をもてなす風習があった尾道。」など、文学を通じた歴史の浪漫を語ってくださいました。
 「昔は中央に文化が集まる時代。文学をして世に出ようと思ったら、中央(東京)に出るしかなかった。今は逆に地方から中央に発信できる時代。地元にゆっくり腰を落ち着けて執筆活動ができる」と意気揚々。「地元の私たちはいつも見ている、当たり前の風景だから気が付かなかった尾道の魅力も、林芙美子や志賀直哉といった旅人の目から見た尾道を描いた作品を通してみることで、気付くことができる。私もぜひ、尾道の魅力を伝える作品を書きたい。」ほがらかな人柄の中に、熱く燃える創作意欲が感じられました。
 尾道テゴー座も、芝居という文化活動を通じて、もっともっと尾道の魅力を伝えていかなければ!と、文化活動が人々に与える影響の大きさを再確認させていただいた勉強会でした。


                                               文責 宮沢ちさ恵


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光原先生と勉強会に参加してくれた尾道大学学生文ちゃん


 

2003年05月31日

尾道文化勉強会

平成15年5月31日(土)
設立総会終了後 尾道市公会堂別館にて
講  師  : 畠中 美恵子
参加人数 : 40名

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力石について(畠中氏勉強会より)
今日出掛けに資料を読んでいましたら、その本の後書きに『歴史は過去と現在のキャッチボール』ということが書いてありまして、ありゃっ、ええこと言うてくれるわと思いまして…」という調子で始まった勉強会は、平山角左衛門が築港した住吉浜が栄えていた当時の浜仲背・表仲背の様子、力持ちで有名な和七、そして日本全国にある力石について、スライドを使って説明がありました。

当時、力石は表仲背の人の勤務評定にも使われていました。機械化が進んでいない時代は人力で船から荷揚げや積み込みをしていたので、力の強い人が給金が高かったそうです。そのため、力比べに力石がよく使われ、全国の港町にはたくさんありました。また、今のように農業が機械化されていなかったので、体力のある農民を養成して生産を上げたいという幕府政策で、体力増進のために力石を持ち上げる祭りが行われていました。 全国の力石を調べられている四日市大学の体育学部で、医学博士の高嶋慎介さんのお話を出され、その先生によると力石は体育学の方から調べると、今の重量挙げのルーツで、民俗学的に調べると、賭けとしての興行とされるようになったそうです。
力石の担ぎ方は、まず石に水をかけて清め、先の分かれた縄を力石の下にくぐらせ、力士がしゃがんでその縄を持ち上げて膝に立てかけます。次にお腹の上に乗せて縄を引き抜いてはずします。そして胸のところまで持ち上げ、首を横に曲げて背骨の上に乗せます。 尾道は石の街と言われているように、石工が腕の冴をつくしています。河村瑞賢が西回り行路を開き北前船が出入するようになると特に尾道が栄えたのですが、北陸の北前船の寄港地には尾道の石工の名前が入った灯篭や石の鳥居がたくさん残っています。大宰府本殿の裏手にある相撲の開祖 野見宿弥(のみのすくね)の碑の前に尾道の力石が三つ松竹梅と並んで置いてあります。全国に力石がありますが、尾道の力石が一番彫が深く立派です。
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問い合わせ:jimukyoku@tegouza.com